これから始めるハンター予備軍の味方、狩猟セミナー紹介!
公開日:
:
最終更新日:2016/10/20
狩猟よもやま話

僕の場合は「うまいカモ鍋が食べたい!」と思い立ち、そのまま勢いに任せて、主に”銃の所持”関連の情報をネットで集め、それにしたがってまず所轄の生安課へ出向き、そこからだだだーっと手続きを進めていった。・・・というのがハンターになった流れでした。
その結果、実際に今では空気銃も散弾銃も取得してハンターとして活動できているので結果だけ見ると満足ですが、振り返れば最初はとまどってばかりでした。今から思えば、もうちょっとうまくやる方法もあったんじゃないかと考えるようになっています。
これから始めようと思っている方は、知り合いに猟師がいればその人に話を聞いてみるのも手だと思います。また、近くに信頼の置ける銃砲店があれば話を聞きに行ってもいいでしょう。
しかし、近くに銃砲店がない場合、またあったとしても、僕のように
「よくわからない業界の、それも初対面の商売人って信用できるの・・・? (´・_・`)」
という人は、狩猟セミナーやプログラムに参加してみる! という選択肢が有用かもしれません。ざっと見た感じでは、このあたりがよさげな気がします。
スポンサーリンク
- ハグハグネイチャー 鳥猟体験プログラム
- 神奈川県の丹沢山麓で実施されるようです。ほとんど満員御礼になってますね。しかし現時点(2015年1月20日)のweb上では、2月14日に残席が2つあるようです! 気になる方はお早めに! ^^
- NPO法人西興部村猟区管理協会ハンティングスクール
- こちらは北海道ですね。遠いですが参加料自体は内容からするとなかなか良心的で、「ワイルドライフ教室」なんかも楽しそう。いずれエゾシカ撃ちはしてみたいですが、その際には参加してみたいプログラムです。
- 狩猟の魅力まるわかりフォーラム
- こちらはぼちぼち有名になりつつある、環境省主催のフォーラム。ご存じの方も多いかと思います。会場も日本のあちこちに点在しててちょっと便利です。
※他にはこんな感じのプログラムもいくつかありますが、今回は現状で実質的に稼働していると確認できたもののみ紹介しました。
忘れもしない、自分の銃での初めての射撃練習。撃っても撃ってもどこに当たったかわからず、調整の仕方もわからず途方に暮れました。その時はたまたま詳しい人が隣にいていろいろ助言をいただけましたが、そうでなかったら今ごろは右も左もわからず、もうハンターなどはやめてたかもしれません。
が、こういったところで顔見知りになった人がいれば、銃のことなどについて聞ける人も増えることでしょう。そうでなくても、顔見知り同士で作る横のつながりが、猟師として活動を始めてからも情報交換やらなんやらで活きてくるものです。
考え方はそれぞれですが、時間とお金に余裕があって、「狩猟を身近に感じてみたい!」という方は、こういった狩猟セミナーに参加してみることも選択肢の一つだと思います。
関連記事
-
-
ハンターの解体新書「エゾシカ衛生処理マニュアル」が改訂されました!
ツイッターの方では先ほどツイートしましたが・・・平成18年に発表され、充実した内容から好評を博した、
-
-
空気銃から始めた5年目猟師の後悔。最初っから○○にしとけば…orz
先猟期で4年目のシーズンを大過なく終えることができ、次はハンター5年目のシーズンとなります。
-
-
僕もこれでシシ獲りました。ストリートビューで(おもにシシ)猟場をより絞る方法
当地ではあとひと月半で猟期突入。早いものです。 早く感じる理由の一つとして、先猟期に単
-
-
狩猟にもOK?山中の歩行を支援する”林業用アシストスーツ”実用化へ
狩猟のなかでも、銃猟といえば空気銃猟と装薬銃猟に分けることができます。どっちが上だとか下だと
-
-
バックショット(大粒散弾)禁止?日本猟用資材工業会の見解はこちら
銃猟をやっている人であればこれまでにも耳にしていたであろう、バックショットの使用制限に関する
-
-
姿を発見しやすい繁殖期。ゴールデンウィークはキジを探しに行こう!
狩猟を始めた頃、メインターゲットがカモであったのは、自前のカモ鍋が食べたかったのが第一ですが
-
-
猟場の巡回&開拓は3~4月をおすすめする四つの理由!
猟期が終わってそろそろ二週間が過ぎようとしています。早いような、まだ二週間かって気もするよう
-
-
ハンターも興味津々。マタギと歩く白神マタギ舎のエコツアー
(TOP画像はwikipediaより、以下の画像は白神マタギ舎ウェブサイトより) 僕は
-
-
たとえばこんな休日を。もし、あなたがハンターになったら(装薬銃編)
5:09 起床 あなたは目を覚ました。アラームが鳴る6分前。それだけ今日の巻き狩りが楽しみだっ
-
-
絵+文章=とっつきやすい。ここらで狩猟マンガをチェックしてみよう
僕はマンガは優秀な表現方法のひとつだと思っています。文章と絵のいいとこどり。かっこよく描かれ