狩りバカ日誌 2017年11月15日(空気銃・流し猟)

公開日: : 狩りバカ日誌2017

晴れ 13℃4℃

今年もこの日がやってきた。ハンターの元旦、11月15日。

過去には登録していた場所の関係で11月1日が解禁日だったこともあるが、言ってみれば11月1日の出猟はオープン戦のような印象。いまいち気が乗らない。ハンターにとって特別な日付けはやはり「11月15日」なのだ。家庭を持たず趣味に生きている僕はこの日のために生き存えてきた、とも言えるかもしれない。

毎年毎年楽しみにしている日なのに、いざ近づいてくるとなぜか用意が微妙に間に合わないのも毎年のこと。もう慣れてるんだから準備なんかすぐできる。などと思っていると案外何をどこにやったか忘れていたりして、家を出るのは日の出には間に合わない時間になってしまった。orz

狩りバカ日誌 2017年11月15日

昨晩に降った雨が陽光を浴びて昇華し、霧となって猟場をつつんでいる。去年の初猟時も同じような光景だったなぁ。

空気銃猟の猟場の見回りはあまりしないので、このあたりは昨期の終盤に回ったのが最後になる。久々のブランクや、猟期の始めはカモ類のつく位置がいつもとは違うのもあいまって、何かいろいろと違和感がある。

狩りバカ日誌 2017年11月15日

この日もそうだった。いつもならまずカモなどつかないところにコガモが4羽か5羽ついている。しかも大ガモより日中でもわりと活発に動いているイメージのあるコガモたちが、陸に上がって居眠りをしている…。コガモってこんな不用心だったかな?

寝ているので接近も簡単だ。しかし、川沿いの葦の茂みに入る時の音に気づいたのか、狙いをつけていた端の一羽が目を覚ました。すぐにでも飛ばれそうなので狙い変更。この距離でコガモなら依託なしでいけるはず!

隣の一羽に照準を合わせ、引き金を引いたのと先の一羽が飛んだのはほぼ同時だった。

パカーン!

狩りバカ日誌 2017年11月15日

このレインストームという空気銃、音は間抜けだが威力は必要十分。僕の個体は精度もまずまず良好。だが腕は良くないので、首元を狙ったものが胴体撃ちになってしまった。

その衝撃でコガモは堰堤から川に転落、しばらく流された先で超ロングタモ網にて回収。陸にいるのを見たときは簡単に回収できるかと思ったが、予期せず汗をかいてしまった。

ともあれ、初日に初猟が出た。去年もコガモだったなぁ。まぁ、当地では一番多いカモだし当然っちゃ当然か。

それにしても、コガモなので今回は胴体撃ちでもしとめられたものの、狙点からは5㎝以上外れている。やはり射場では実猟のことも考えて、構えてから3秒以内ぐらいで発射する練習なんかもしとくべきだなぁ。

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(;゚ロ゚)

狩りバカ日誌 2017年11月15日

ヤギがいた。

狩りバカ日誌 2017年11月15日

人なつっこいヤギのようで、こちらに気づくと向こうの方から寄ってきた。首輪と耳輪をしているので、どうやらこの空き地で雑草除去の任務に当たっているヤギのようだ。

狩りバカ日誌 2017年11月15日

そのへんの草を引っこ抜いて出してみると、もしゃもしゃ食ってくれる。なぜ動物に餌付けする行為というのは妙に楽しいのか。ハトやネコに餌付けする人の気持ちはとてもよくわかる。

自治体によっちゃ餌やりは条例で御法度なところもあるけど、私有地内の飼いヤギなら問題ないだろう!(・∀・)

脂の乗った大ガモなら一羽で満足して帰るんだけど、コガモだともう一羽は欲しい。

ヤギと別れ巡回を続け、いくつかの出会いはあったものの、66mのハシビロガモを外し、60mのカルガモにかすりもせず。半矢にならなかったのが不幸中の幸い。orz

ハシビロペアの方は40mほどで発見できた。が、まだエクリプスからの換羽が終わっておらず、いつも見るようなマガモもどきの姿ではなかったので、判別にちょっと迷っているうちに距離を取られてしまった。

最後にカモの姿はよく見るけどなぜか今まで獲ったことのない池へ回ってみることに。よくつくし撃てば当たるだろうけど、回収しやすそうな場所で撃てる率が低いのよなこの池。

狩りバカ日誌 2017年11月15日

農業用水池なので田畑への用水路がある。そこそこの水深があるが、姿を隠すには非常に都合がいい。ここから接近する。防水のしっかりしたトレッキングシューズやスパイク長靴などがあればこそ選択可能なスニーキングルートだ。

狩りバカ日誌 2017年11月15日

首から上だけ出してじっくり観察。この状態なら当分は気づかれないだろう。

狩りバカ日誌 2017年11月15日

今日も池は数々のカモでにぎわっている。間近にコガモ、次に近いのがマガモ、遠くにカルガモ、あちこちにオオバンか…。

オオバンは狩猟鳥じゃないので論外として、コガモは近いけどもう獲ったしな。ここはやはりコガモの次に近くにいるマガモでいくか。

今日は風向きが手前→奥なので、あそこでしとめると対岸まで流されそうだ。対岸は湿地帯&強烈な藪を越える必要があり、接近困難。風向きが逆なら撃ってもいいけど、この位置だとばれないだろうから、回収しやすいところへ来るまで待つかな。ここなら人にも見つからないだろう。

10分ほど観察を続けていると、マガモの群れは具合よく手前に泳いできた。よし、粘り勝ち!( ・`ω・´)

…が、何か確固とした目的があるようで、遊泳速度が速い。銃口前の草に邪魔されたりで何度かあったチャンスを逃しているうちに、角度的に見えない位置へ入られてしまった。おそらく土手に上がってひなたぼっこでもしているのだろう。当分動かない確率が高い。orz

なんとか見えないものか、と首を出してモゾモゾしていると、最近のコガモ二羽に見つかった! 一羽が飛び、二羽が飛び、あとはおなじみのドミノ倒し。それにびっくりしたオオバンが飛び、カルガモが飛び。最後にはターゲットだったマガモも飛んでいった。

この池はだいたいこうなるのよな。風向きも常に悪いような気がする。地形とかの影響もあるのかな。甲子園の浜風みたいなものか。

わかりやすいルート=用水路があるから、スニーキングについてもそれがベストだと思い込んで思考停止してしまっている、というのもあるのかもしれない。用水路ルートを放棄、もうちょっと先の森へ入れば、土手にいるカモも撃てるだろう。そのへんもうちょっと検討してみよう。

2017年の初猟。大物は逃したけど、獲物ではない収獲を得ることができた一日になった。

【本日の猟果】
発砲 4
失中 3
半矢 0
捕獲 コガモ♀1(25m・立射)

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Comment

  1. 天之 より:

    早速の狩り日誌ですねお疲れ様です
    色んなブログを読んでますが、こういった失敗例を詳しく書いてくれる所は、ましてや図入りで説明するブログは他にないので、いつもたいへん参考にしてます

    確かに、カモがいっぱい居る池はこちらを発見されるリスクも高くて、必ずしもやりやすくはないですねー
    昨シーズンの感想ですが、カモの付く池を見付けるだけではなく、どこから撃つかどうやって接近するか、その辺を追求している人は案外少ないと感じました

    • spinicker より:

      まぁ時々フェイク入れたりしてますけど、基本的に実際にあったことを基に書いています。ノンフィクションをベースにした限りなくノンフィクションに近いフィクションだと考えてください。1から10までそのまま書くと、大人の事情でいろいろ不都合も出てくるもので。。。m(_ _)m

      でもその分、猟場の見取り図とかは力入れてますよ! そっくりそのまんまじゃなくても大筋において書いてあるとおりなので、参考にはしてもらえるかと!(・∀・)

  2. you より:

    所持許可までが長かったせいか
    鉄砲キター!、で、浮かれていたみたいです

    ないないずくし(´・ω・`)

    明日が初のお休みだというのに、タモもキャッチャーもナイフも手袋も・・・
    土曜にお買い物&ロケハンして、日曜に初出猟かな

    いつかとれるさのんびりいこう

    • spinicker より:

      初年度なのになんという落ち着き。末恐ろしい…。大物の予感!(; ・`д・´)…ゴクリ

      そうそう、のんびりいけばいいのですよ。初年度の初猟なんて一生に一度しかないので過程を楽しんでください。獲物も寒さが深まってきた方が脂乗りますしね!(・∀・)

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