日本に来ませんように…。鹿がゾンビになる奇病「狂鹿病(CWD)」米で蔓延
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暮らしよもやま話
先ほどひりぴん旅から帰国したspinickerです。真冬の日本から常夏の国への旅は余計な荷物を持っていったり体温の管理が難しかったりでなかなか大変でしたが、元バックパッカーな僕はやはりたまにはこういう旅がないとダメだなと実感したような次第です。
東南アジアで未踏破は島国ぐらいだったので、残りの有名どころはインドネシアぐらいになりました。そのうち行ってやる…!
海外といえば、僕が向こうへ行っている間、海の向こうの米国から我々ハンターにとって気になる話題が入ってきていたようですね。
【警告】ゾンビになる奇病「狂鹿病(CWD)」米で蔓延、人間にも感染か!? よだれ、激ヤセ、異常行動、壮絶死へ!(TOCANA)
アメリカで“ゾンビ鹿”が大問題となりつつある。病気を発症したシカは運動が困難となって次第にやせ細り、多量のよだれを垂れ流しながら異常行動を繰り返し、やがて死にいたるという。一体アメリカのシカに何が起きているというのか?
(中略)
シカのゾンビ化の原因は慢性消耗病(Chronic wasting disease; CWD)という致死性の感染症だ。CWDはシカやエルク、ムース、そしてトナカイなどシカ科の動物にみられる病気で、病原体はプリオンである。
ざっくり言うと狂牛病の鹿バージョンのようなものでしょうか。狂牛病の場合も病原体はプリオンでしたね。
シカというと日本の装薬銃猟をするハンターにとってなじみ深い生物なので、もちろんその点からも気になっているのですが、さらに気にかかる記述がまだあるのです。
プリオンというと狂牛病の原因として知られるが、CWDも狂牛病と同じく脳の病気だ。CWDに感染すると数年の潜伏期間の後、徐々に体が衰弱して痩せこけていく。同じところをぐるぐる歩くなどの異常行動に加え、他の動物に無関心となり、頭や耳を下げてうなだれたような姿勢をとり、よだれをだらだらと垂れ流すという。末期には多量に水を飲むようになり、異常なほどの排尿や排便をし、最後には誤嚥や嚥下困難で肺炎を起こして死に至るという。
ちょっと先走ってみましょう。
何らかの理由で日本のシカがCWDに感染してしまったと仮定して、猟場でその個体を50mほど先で見かけたと想像してみます。
他の動物、人間であっても無関心な獲物。僕ならまず間違いなく撃ってしまいますね。無関心というか、こちらに気づいていないと判断するでしょう。よだれを垂らしているかどうかなんか50m先の森ではわかるはずありません。
けどまぁ、仮にここまではいいとしましょう。僕が一番恐ろしいと思ったのはその先です!
原因となるCWDプリオンは、狂牛病の場合と同じく、脳や脊髄、眼球などに多く蓄積する。しかし、心筋や骨格筋にも蓄積するという報告もある。また、狂牛病と大きく違う点として、血液や唾液、尿や糞便中からも感染性のプリオンが見つかっていることが挙げられる。
(((( ;゚Д゚)))
今のところ人への感染は確認されていないものの、実験ではサルへの感染は確認されているという狂鹿病(CWD)。狂牛病は感染部位を食べなければOKということでしたが、狂鹿病(CWD)に感染したシカは解体の段階で危ないということになるんじゃないっすかこれ!
まぁ、ここに書いてみたストーリーは僕が頭の中で勝手に組み立ててみただけの妄想。笑い話ですめばこれほどうれしいことはないんですけどね。
でも今後、この病が日本に入ってきたとなれば、これはハンターとしてはめっちゃくちゃ気になるトピックになりえます。
日本のシカが無事であることを祈りましょう。(-人-;)
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Comment
アメリカの病気ですか、気が気じゃないですね。
最近は変異も早いですし、何よりも世界への拡大が止められない現代では恐ろしいですね。
まあ大丈夫だろうけど、ゾンビ鹿とかネーミングからしてセンセーショナルだし、なんかこう、不安が煽られますよね。しとめたシカに明らかな異常があればしかるべき機関に報告しようかと思っています。多分ないでしょうけど!(・∀・)
航空機や船舶が発達した現代、どんな病気も外国から入ってくる可能性がありますね。鹿の病気が猿を介して人間に感染し、それが旅客機で日本に。。。十分あり得ます。
でもまぁ今は、目の前にあるマダニからの感染症の方が怖いですね。。。
「ゾンビ鹿」ってのがインパクト強いので気になってしまいますけど、普通に考えれば感染ルートはほぼなさそうなので、大丈夫でしょうけれど。牛の時みたいに肉骨粉経由で、なんてのもないだろうし…。確かにマダニの方が現状ではおそろしい存在です。(´・ω・`)