間近で野生の猪を観察したい?なら(自己責任で)神戸市東灘区へGO!

公開日: : 狩猟よもやま話

萩にイノシシ

どういうところにいるのか、何を食べているのか、逃走前・攻撃前にはどういう前兆があるのか。普段は何をやっているのか。

狩猟をやる上で、ターゲットの生態を知っているかそうでないかは、猟果の多寡に大きく関わってくる要素のひとつです。

かといって、野生動物が「わかりました、はいどうぞ!(ゝ。∂)」てな具合にじーっと観察させてくれるわけはなく。根気や技術が必要になってきます。

動物園を利用するのもひとつの手かもしれません。けど動物園の動物は野生とはほど遠い姿のことが少なくないですね。ぐてーっと寝てるだけとか。(´・ω・`)

檻やフェンスで安全は確保されてるけど、それは「間近で観察できない」ことの裏返し。より詳しい実態の把握には不向きです。

が、イノシシの生態を知りたい方で兵庫県近郊にお住まいの方は運がいい。かの地には野生イノシシの姿を低労力で観察できる可能性が高い地域があります。それは神戸市東灘区の山の手です!

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神戸のイノシシ問題

僕が実際に神戸のイノシシと遭遇したのは今から15年ほど前。自分がイノシシの天敵になるとは夢にも思っていなかった頃のことです。

「夜景見に行こうぜ!」てな感じで当時の彼女と六甲山へおもむき、展望台から神戸の夜景を眺めていると…小高い展望台の下の闇から何やらガサゴソという音が…

手持ちの懐中電灯で照らしてみると、音源は真っ黒で巨大なシシでした。展望台に来た人がどんどん餌を投げるので際限なく育っていたようです、今考えると。とにかくでかかった。

月日は流れ、その間にも六甲山のイノシシたちは人間から与えられる高栄養の餌を食べまくり増えまくり、おまけに人間=食べ物をくれる存在という図式が彼らの脳内に形成され受け継がれ、そこへ市街地と山が近い神戸の地理的要因が重なった結果どうなったかというと…

この動画のような風景が特に目を引くわけではないような生活が日常になってしまったようです。(´・ω・`)

神戸にイノシシ、日常風景(とことんサーチ) 餌付けご法度、山へ帰す一歩 人への危害防止 捕獲頭数3割減(日経新聞)

こっちの動画なんかはもっとひどい。横断歩道のどまんなかでへたり込んでいます。なんやねんお前ら。撃つぞ。いや、撃てんけど。(´・ω・`)

1分25秒あたりで人が通りがかりますが、ちょっとは避けるけどわりと普通に横を歩いて行ってます。慣れっこなんだろうな。

あと、これは最初の動画でもそうだったけど、こいつらやっぱりゴミ漁ってるんですねー。人間には生ゴミでもこいつらにはごちそう。

上二つはどっちも夜だったけど、では日中なら姿を見ないのかというと答えはNoです。太陽の下であっても、子連れのお母さんイノシシはあなたの横を小走りにすり抜けていくことでしょう。

お母さんにぴったり寄りそって歩く子イノシシがかわいいですね。かわいいは正義とはよくいったものです。これがハダカデバネズミであったなら話はまたちがっていたかもしれません。

街中でもこうなんだから、山だって当然似たような状況です。30秒あたりから「突撃!隣のお弁当」に精を出すシシの姿が出てきます。

六甲山のシシ

上の動画のキャプチャ。けっこうデカイ。そして近い。文字通り目をつむって撃っても当たりそう。いや、撃てんけど。
六甲山らへんは鳥獣保護区になっているので銃猟はもちろんわな猟もできません。当局によって丁重に保護されています。わなぐらい解禁したらいいのに。

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と、こんな感じで、神戸市ではわりとイージーに野生のシシに遭遇、観察することがかなうようです。上記リンクの神戸新聞の記事にもこんな記述が。

 イノシシは賢い動物で、パンなど栄養価が高い食べ物を人間から与えられると「山で餌を探さなくても人間から楽にもらえる」と学習してしまう。緑化前の六甲山を知る人の中にはイノシシが林地開発の影響で餌を見つけられず街に下りてくると誤解する例があり、動物愛護のつもりで餌付けする人もいるという。指定時間外にごみを出すのも餌付けと同じ結果となる。

 街でのトラブルは多い。「レジ袋を持つ人を小突いたりごみステーションを荒らしたりする被害が多い」(市経済観光局農政部調整担当課長の岡田敦氏)。かまれたり衝突されたりする事故も油断できない。そういえば東灘区で話を聞いた49歳女性は「14年春にお尻をかまれたアザが1年とれなかった」と話していた。

神戸のイノシシのメッカ、東灘区の住人によると、

 20年ほど前から同区に住む50代女性は夕方、スーパーからの帰り道でよく遭遇すると語る。「何十回も見ているので『あ、またか』という感じ」。スーパーのレジ袋は狙われやすいためかばんにしまい、目を合わせず去るようにしている。

 大阪府豊中市から引っ越してきた40代男性は2016年夏に3度遭遇した。「小ぶりだったが怖くて毎回道を引き返す。周囲が冷静なことに驚いた」。北区から甲南大学に通う2年生の当山鎮也さん(19)は入学後、大学近辺で5~6回見かけた。「最初は緊張したが先輩が気に留めない様子を見て慣れた」と話す。

シシ賢いですからね。シカは好奇心と脊髄反射で天真爛漫に生きてるような感じだけど、シシはどことなく知恵らしきものが備わっているように感じます。

まぁ、ここのシシを野生と言えるかどうかは判断が分かれるでしょうけどね。でも少なくとも動物園ものよりはアクティブだし、間近で時間かけて見れるし。

神戸市東灘区。シシの生態を観察したいハンターとしては気になるエリアです。六甲山の登山ついでに見に行こうかな。せっかくバイクも買ったことだしな!(・∀・)

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Comment

  1. ltchughes より:

     いやぁ、恐ろしいですね。行政は、何をしているのでしょう?

     今は大丈夫でも、将来的には被害が拡大して、気がついたときには、、、

     こんなに近づけるのなら、保護区でなければ、電気やりで一撃!って出来そうですね。

    • spinicker より:

      行政も重い腰を上げたようで、ここ1,2年は下りてくる数はやや減少しているようです。でも偶発的な負傷事故なんかは未だに時々発生している様子…。

      電気槍…というか形状は針みたいなあれもなんか随行品が多いようで簡単じゃなさそうだけど、柄にバッテリーやら一切合切を内蔵できて持ち運びが楽になったら使えそう。他に法的な問題がなければ、市街地でのシシ狩りが流行る未来がくる…?(・∀・)

  2. lahiroaig より:

    うちの近所も、山の上の街なので同じ事になりそうな予感です。 イノシシは結構見かけるようになりましたし、猿が歩いてた事もありました。 通学中の小学生や高齢者が襲われないか気をもむところです。

    猟禁では無いのが救いですが、私のような普通の会社員に罠の見回りは難しいですね。 時間に余裕ができる年齢になれば協力したいと思います。

    • spinicker より:

      野生動物は相手をよく観察しているようで、大の大人と子供が同食べ物の入ったビニール袋を持って並んで歩いていると、子供の方を狙うそうです。あなどりがたし。

      僕も罠できればやりたいんですけど、やはり住居から遠いと見回りも難しいし、かかった場合すぐに解体できる環境もないとなかなか…。田舎暮らしがしたいです。(´・ω・`)

    • lahiroaig より:

      へぇ〜 賢いのですね。 ホントにあなどりがたしです。

      私は、四つ足は罠でかけて、エアライフルで止める構想で始めたのですが、見回りの件もあり、もっぱら、人の罠にかかった時のお手伝いと、鳥撃ちに終始しています。 そうなると、「四つ足を自分でとる為には、装薬銃は必須かな? そろそろ申請しようかな?」と、思う反面、またあの審査を受けるのかと思うと億劫で二の足を踏んでいる現状です。 忍び猟楽しそうなんですが…

      田舎暮らし… そうですね。 まったくです。
      ( ̄Д ̄)ノ 田舎に移住した〜い! です。

    • spinicker より:

      空気銃の鳥猟もいいけど、装薬銃の大物猟もいいですよ。静かな山中にとどろき渡る轟音! 静謐さと爆音のコントラストはやみつきになります! ( ・`ω・´)b

      タイミングは個人個人事情があると思うので、決して無理はせず、「…装薬銃が自分を呼んでいる…」と感じることがあったら、その時点から検討されるとよろしいかと。(・∀・)

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