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狩猟中の事故紹介その1 獲物の反撃による事故

公開日: : 最終更新日:2016/10/17 狩猟ヒヤリハット・事故

ストロング猪

狩猟にケガはつきもの。ベテランはもちろん、キャリアの短い人であっても、「いや、狩猟でケガなんかしたことないよ?」なんて人はいないんじゃないかと思います。

そういったなかで、今日は「獲物の襲撃、反撃による障害事故」を、大日本猟友会の会報『日猟会報(40号)』から紹介します!

これからハンターを目指そう!という方は参考のために、ベテランの方はもう今さら日猟会報なんか見ない人も多そうなので、たまには初心に戻って! という趣旨です。 ^o^

銃器以外の自損障害事故(≒獲物の襲撃、反撃による事故)

一昨年度は日猟(大日本猟友会の略称です)に報告が入ってるぶんだけで、51件の獲物による襲撃、反撃の障害事故があった模様です。いちいち報告する人の方が少ないと思われるので、実際の件数は少なくともこれの倍以上はあるんじゃないかとにらんでいます。

以下の画像は会報の該当箇所をスキャンしたものです。

獲物反撃による負傷事故
獲物反撃による負傷事故

※日猟会報には発生年月日、所属支部、年齢、経験年数なんかも書いてありますが、スペースの関係上省いています。

圧っっっっ倒的に猪による負傷が多いですね! 罠にかかったイノシシの反撃、撃たれて半矢になったイノシシの逆襲などなど。

シシについては本当にいろんな話を聞きます。来期からはシシ撃ち部隊にも顔を出す予定ですが・・・少々ビビっております。(;-_-)

「シシに近寄る時は山側から」は鉄則ですね。谷側(低い方)からだとシシは勢いつけて突っ込めます、気をつけないと。

あと、言い忘れてましたが・・・。負傷どころか、一昨年度は4年ぶりに獲物の攻撃による死者が出ています。猪です(4年前は熊)。いよいよ恐いです。。。orz

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鹿

その次が鹿。鹿はイノシシとちがっておとなしい動物で、銃猟だとあまり脅威を感じることはないです。大きいオス鹿でも一目散に逃げていくのがほとんどで、僕も威嚇とかされたことありません。半矢でもなんとかして逃げようとするのが普通です。

ただ、鹿にしても、くくり罠にかかって逃げることができない場合は向かってくることもあるようです。シシよりは頻度は低いようですが、気をつけるにこしたことはなさそう。オスの長い角は伊達じゃない!

鹿と同じぐらいの事例があるのが熊。生息数は鹿よりよっぽど少ないのに同じような数(鹿7件、熊5件)が掲載されています。日頃はクマーだとかなんだとか言われていてもやはりそこは猛獣。

なかでも北海道で起こったこの事故。スキャン画像1枚目の上から14番目の事例ですが、

有害駆除中、鹿を発見し銃に装填していたところ、背後から熊が飛びつき、右手を噛まれ、2発目の装填直後にも、左腕を噛まれ再び負傷。

熊関係ないやん! ( ;゚Д゚)

熊による負傷事故は重傷になることが多いそうですが、この事例、北海道ということは、熊は熊でもヒグマ。ツキノワグマより大きいケガになったかもしれません。こわいですねヒグマは。

三毛別羆事件のことはハンターになる前から知ってましたが・・・なんでwikiはあんなおそろしい書き方をするんだ・・・(´;ω;`)

何を隠そう、僕は動かなくなった鴨を回収しようとして近寄ったところ、急に暴れ出したのにびっくりして用水路に落ちて足をすりむいたことがあります。これを報告してたら

鴨逆襲

などと書かれていたかもしれません。よかった言わなくて!(>_<)

まぁそれはともかく。場合によっては命に関わる狩猟中の事故。啓蒙の意味も含め、3回に渡って紹介していきたいと思います。次回は「狩猟中の自損事故」です!

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Comment

  1. トキハ より:

    猟友会に入っていると詳しい事故の会報が来るんですね。
    それだけ銃を使った猟には危険が伴うものだ、という認識を持たなければいけないということと、半矢の危険性への再確認・射撃技術の向上が大切なんですね。

    でも、民家に毎夜クマが出ると書いてあるのに、項目は猪とか、イノシシ猟で猟犬と山中を探索中=熊とか、間違いの記載も多いですね。
    和歌山にいた頃、仕事中に村道で雄の立派な角を持った鹿と鉢合わせ。
    鹿は川に降りるわけにも行かず、村道の法面は急傾斜で登れずでこちらに突進してきました。(反対に逃げればいいのに)
    会社の新車の軽トラで体当りするわけにもいかず、ヒヤヒヤしてすれ違ったことがあります。
    これが自分の車だったら…わかりませんけどね。(^_^;)
     

    • spinicker より:

      実は左の方に事故発生日時、猟友会支部、年齢、経験年数、猟種類(狩猟or有害)、事故原因という項目があるのですが、画像サイズの関係上はしょってるのでぱっと見整合がつかなくなってるところもあります。でも毎夜クマが出る、のところは確かに変ですね。。。

      シシは脇目もふらずぶっちぎりに逃げますが、シカはたまにわけのわからない方へ方向転換することがありますね。たぶんそのケースでもそうだったんじゃないかと。(^_^;)

  2. mimimi より:

     怪我って、意外と多いんですね。ビックリです。
     
     でもまぁ、ちびったのが2CC程度で何よりです。まき散らしたとか、後方から5センチほどとかでなくて。
     カモでも、くちばしでつつかれたりすると痛そうですね。半年後、気をつけます!

    • spinicker より:

      狩猟中のケガはまだまだありますよ! 次は自損事故(自分がケガした事故)、その次は他損事故(他人をケガさせた事故)を紹介します。 (´・ω・`)
      銃猟ハンターとしてはやはり銃の事故、それも人様を巻き込む事故に最大限気を配るべきです。免許取り上げは避けられないでしょうからね!
      次の次に紹介しますが、「鹿の体を貫通したライフル弾がさらにその先の人間に命中して死亡」なんて事故もあります。
      mimimiさんのウルバリンも空気銃とはいえ5.5mmとは桁違いな威力のはず。誤射、暴発、矢先の安全に注意です!(`・ω・´)

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もうかりまっかPC01

  • ハンターたる者、常により良い狩猟車を追求するべし! (`・ω・´)

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