初出猟前の予行演習。詳細なハンターマップの見方はここで学ぼう!
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最終更新日:2016/10/17
狩猟よもやま話
もうすぐ8月。当地では盆ぐらいにその年度の狩猟者登録があるので、8月半ばあたりになるとグッと気持ちが盛り上がってきます。盆を過ぎると猟期までは案外すぐ、という印象。
当地では、その年の新たなハンターマップは山開き(狩猟解禁)のけっこう直前、年によっては3日前とかになるまで手に入らなかったりするので、そういう場合は去年度までのハンターマップを見て今年は何が獲れるかな、どこを新規開拓しようか、などとニヤニヤしてたりします。(・∀・)
ハンターマップの見方、使い方については「初心者ハンター必見! My狩り場の見つけ方」でちょっとふれましたが、深化の進んだネット社会には、僕のブログなどよりよほど役に立つ情報が眠っています。
そのうちのひとつがこちら。「○○年度兵庫県鳥獣保護区等位置図」についてという兵庫県のウェブサイトの1ページです。
ここをじっくり読めば、もちろんすべてとはいきませんが、ハンターマップに関する情報、正しい見方などはほぼ身につくんじゃないでしょうか。
たとえば「鳥獣保護区」と「特別保護地区」のちがいなども書いてあります。なるほど、そこまでは知らんかったぜ。( ̄∇ ̄;)
その他にもこのような情報が掲載されています。リンク先はpdfなので端末・回線次第ではダウンロードに時間かかるかも。できればデスクトップ端末からワイヤードでアクセスするのがよさそう。
しかしそれにしてもこれはためになる。
昨年度のものですが、ハンターマップも公開されています。これは超縮小版。原本は9.8MBほどあるのでやはりアクセス注意です。
ハンターマップをウェブ上で公開している都道府県は案外少なくありません。近畿では上にあげた兵庫県、大阪府、和歌山県、奈良県、京都府、滋賀県の全府県がウェブ公開済みです。
今はもう狩りに出る県は決まってますが、最初の頃はあちこちの都道府県のハンターマップを見ては「ここはよさそう、むっ、これもなかなか」などと期待に胸を膨らませていたものです。
考えてみれば、僕という人間はそもそも「地図」というツールが好きなようです。ハンター用であってもなくても。特に未だ見ぬ土地の地図などは眺めているだけでワクワクしてきます。
狩猟免許の取得はまだ先だけどいずれハンターになりたいという方、あるいは今期からハンターデビューするけどまだ手元にハンターマップがない。という方は、
「お目当ての都道府県+鳥獣保護区等位置図」
で検索してみましょう!
※上記リンク先やその内容については2016年7月24日時点のものです。年度が替わると内容が古くなったり、または情報そのものが削除される可能性もあることをご承知おきください。
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Comment
自分にとってタイムリーなネタです~
最近、カシミール3Dというソフトを知ったので試してみようと思ってます。
http://www.kashmir3d.com/
GPSのログファイルを読み込んで出力できるので、初めて来た人でも待ち場をわかりやすく出来るかな?と目論んでます。
携帯アプリでログ取れるものも色々出回ってますし、試す価値があるんじゃないかと。
大将から拝借するのが早そうですね。(笑)
でも、それじゃ山覚えられないので、自分で歩いて覚えて、更にログ取って共有出来れば更に良いこと在るはず!
猪猟以外でも色々使えそう。
カシミール3Dは国土地理院地図が使えるのでいいですね。僕も新規開拓する時は使ってます。
あとはスマホで使えるものでいうと、近々ブログでも取り上げようかと思っていたのですが、ジオグラフィカなんかもいいですよ。昔々の山男が見たらなんて言うでしょうかね。(^q^)
会社の後輩が、うちの田舎でカエルを獲りたいというので、下見がてら、山に行って来ました。
小さい頃の記憶を頼りに行ったのですが、田んぼだった所が、耕作放棄地になっており、自然に戻っていました。そのまま進んで行ったのですが、方角が分からなくなり、危ない所でした。
猟期までに何度か下見に行こうとは思っていますが、猟期直前は、松茸の時期で下手に山に入れないので、どうしようか悩み中です。その前に、山で遭難しない様に対策が必要ですね。
ああ、うちの猟場近くの山も、猟期直前まではこれでもかと立ち入り禁止の警告が出てます、そういえば。( ̄∇ ̄;)
ハンターの格好して公明正大に下見だけして、もし所有者の方と出会ったら事情を説明すれば大丈夫そうな気がしますが・・・こればっかりはなんとも言えませんね。
何故か、男の子は「地図」が好きです。かく言う私も電話番しながら、いろんな地図ソフトで旅をしてます。因みに、鴨はハンターマップと保護区のカンバンが読めるらしいですヨ。
やっぱりみんな地図好きだったんですね、そうじゃないかと思ってた! (・∀・)
「カモはハンターマップが読める」というのは当地の鳥撃ちハンターもみんな言ってます。どこで習うんでしょうね。( ´∀`)
今回、スーパーマップルデジタルを導入しました。
ハンターマップを見ながらパソコン上で地図に銃禁や保護区を書き込み、その地図データをスマホに移して、専用アプリでチェックします。
前回はGoogle マップに書き込みなどをして使っていましたが、自由に図形を描けるマップルの方が自由度が高いかなと。
でもマップルには航空写真がありませんので、Google マップ、航空写真との併用が必要です。
僕も始めのうちはあれこれ書き込んだりしてましたが、行く場所が決まってきて銃禁、保護区、要注意人物の家とかが頭に入ってくると、あとはハンターマップをときどき参照するぐらいになっています。新規開拓する時はこの限りではないですけど。
GoogleEarthではたしか自由に矩形書いたりピン刺したりできたと思います。一度お試しあれ。
アースは、使ったことがありませんでした。今度、試してみます!
Google マップ上で書き込んだ図形などの「マイマップ」は、スマホアプリのグーグルマイマップで閲覧することができますし、地図と航空写真を入れ替えることができますので、便利です。
が、ネット環境が悪いと使えず、、、色々と試しています。