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サイトの調整ついでに評判のソーベストレとブリネッキを試してみた

公開日: : 最終更新日:2016/10/13 射撃

サドルマウント

M870につけているSD-33のマウントはサドルマウント。銃のシリアルナンバーをかくす形で装着することになるので、銃検の際、毎年一度は外す必要がでてくるのです。

正直面倒だなぁとも思うのですが、あまりつけっぱなしで置いておくと過去にマウントと機関の間で錆が出ていたこともあったので、今となっては年に一度ぐらいは外してみて状態をチェックするのもいいかなと考えています。

しかし、当然そうなると照準は少々狂うことになります。愛銃の照準を狂ったまま放置しておくというのはあまりいい気がしないので、調整をかねて新しい弾を試してみることにしました。

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向かうは京北綜合射撃場。南河内から高速を620円分だけ利用する節約ルートだとたっぷり2時間半はかかる辺境の地ですが、亀岡あたりの田園風景が素晴らしいのでぜんぜん苦になりません。

レッド-バード射撃用

今回試してみるスラッグ弾は、まずはおなじみレッドバード射撃用。税別で1発195円。

今期もメイン装弾はこいつでいく予定なので、これを基準にして調整していくことになります。

今のところレッドバードに不満はないものの、それは50m射撃しか経験したことないからかもしれない。一度100m射撃もやっておいて集弾はどんなものか頭に入れておいて、ついでに精度がいいと聞いたスラッグ弾も試してみよう!

というのが今回の狙いです。ハーフライフル銃身欲しいけどね、高くて買えないからね。(´・ω・`)

ソーベストレ

てことで、試してみるスラッグ弾その2、ソーベストレの鉛サボット弾。

これはサボット弾でありながら銃身を問わず、ハーフライフル銃身でもスムースボアでも撃てるというのが売り。精度もいいのだとか。

こちらの京北総合射撃場のブログでもソーベストレのテストが紹介されていて、よさげな感じ。ツイッターでもほめられてたし!

結論としては「ハーフライフル銃身よりスムースボアに適している」となっていましたが、自分の銃との相性、こればっかりは実際に試してみないとわからない。

ソーベストレ鉛サボット

弾の外観はこんな感じ。透明の薬莢ごしに金色のサボットが見えます。その下の緑の紙吹雪みたいなのはなんだろう???

ソーベストレ鉛サボット

こういう仕組みで飛んでいくのだそうな。なんかロケットの切り離しみたい。ワッズに包まれてるんじゃないのか。シリンダー銃身で撃てるようにするために通常のサボット弾とはちがってるのかも。

ソーベストレ鉛サボット

気になるのは、ガワの厚さからくる弾頭の貧弱さ。すごく細く見えます。こんなので効くのかな。(´・ω・`)

気になるといえば、そのお値段。一発税抜き630円也。

高い、高いけど、これでいっぱい獲れるようになったら安・・・くもないけど、まぁ納得はできる! ここは歯を食いしばってテストするんだ! orz

ブリネッキスラッグ弾

試してみるスラッグ弾その3、ロットウェルのブリネッキスラッグ弾。税別で1発290円。

当たるってのは誰が言ってたんだっけなー、忘れてしまった。期待度はソーベストレの方が高いので、なんかいい加減な扱い。

ブリネッキスラッグ弾

外観はこう。ちょっと見にくいけど、フォスター型のスラッグ弾をちょっと角張らせたような弾頭の下に円筒形のフェルトのようなものがくっついています。

ブリネッキスラッグ弾

画像はwikipediaより

拡大した弾頭。このフェルトの筒があるかないかで精度が変わるってのか? うーん、うさんくさい。

スラッグ弾撃ち比べスタート

んじゃま、始めますか。もちろん前後共にレストありでやりますよ。ソーベストレ以外は弾頭のグリスアップも忘れずにね!

たっぷり撃ってみたいところですが、非常に厳しい予算の都合上、各種装弾を50mと100mでそれぞれ5発ずつ的に撃ち込んでテストします。発射間には十分な時間を取って銃身が冷めるまで待ち、実猟に近い形をとることにします。

(僕のM870×レッドバードは銃身があったまってる時の方がまとまるように思われるため)

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50m射撃テスト

レッドバード

レッドバード狩猟用スコア

実はレッドバードの50m射撃の的紙をまちがって捨ててしまいまして。はっはっは。orz

上は以前にレッドバード狩猟用でテストしてみた時のもの。10発。今回はこれにほぼ近いようなグルーピングでしたので、参考になるかと。これよりはもうちょっとだけ悪かったかな。

レッドバード射撃用スコア

ちなみにその時にはレッドバード射撃用でこんなスコアも出ています。これも10発。

基本、レッドバードはいい弾です。50m以遠の遠射ではどうかわかりませんが、それを試すのも今日の目的のひとつ。

ソーベストレ鉛サボット

ソーベストレ鉛サボット50m×M870スラッグ銃身

着弾がやや左に寄り気味ではあるものの、左端の1発をのぞけばそれなりにいいかなという感じ。けど630円という値段を考えるともうちょっとがんばってくれよ、と。(´・ω・`)

でもまぁ、サンプル数が少ないから仕方ないかな。参考程度にとどめとこう。ちなみになぜか弾痕のエッジがとても鋭い。スパッと切れてる感じ。

ブリネッキ

ブリネッキ50m×M870

今度はやや右寄り。1発はかなり飛んでます。orz

でも集弾という点で見るとなんかまとまってて悪くない。が、これだと50mでブリネッキを使うメリットはないなぁ。レッドバード優秀だし。

ブリネッキ弾頭重量

そして言わせてもらえれば、ブリネッキのリコイルきっつい!!! 痛い!!! (´;ω;`)

弾頭重量を見てみると1と1/8オンス! 普段使ってるレッドバード射撃用が7/8オンスだからけっこう差がある。その分火薬量もちがうだろうけど、ここまでリコイルがでかいとは思わなかった。orz

あとついでだから言うと、ブリネッキの火薬はくさい! レッドバードみたいなうっとりする甘さがない。別に火薬でアロマセラピーしてるわけじゃないんだからいいんですけどね。。。

M870×スラッグ弾100m射撃

しばらく休憩してから100m射撃に挑みます。ゼロインは50mレッドバード射撃用仕様のまま。

ちなみに100m先の的は、赤○の中心に見えるちいさーーーーーな白いやつ。ドットサイトは遠距離射撃には向いていない。スコープが欲しいぜ。。。

100m射撃テスト

レッドバード

レッドバード100m×M870

100m射撃は遠い! SD-33のドット(5MOA)が画像の赤い円ぐらいあります。5MOAは計算上では100mで15cmだったはず。これ以上遠いともうSD-33で狙うのは難しいな・・・。

あと、50mで合わせてあるので、ドロップを見越して撃つときも赤い円ぐらいのところを狙って撃っています。

というなかでのレッドバードを使った射撃。ごらんの通り惨憺たる状況です。黒点の7点と8点のところに1発ずつ、それ以外は0点。弾痕不明も1発。

これこそが50mまでではよくまとまるレッドバードを使いつつも、他の弾が気になった理由なんですよねー。普通のフォスター型は遠射に弱いと聞くもので。

この結果を見ると、どうやらそれは正しいんじゃないかという気がしないでもない。テスト数はたった5発だけど。

ソーベストレ鉛サボット

ソーベストレ鉛サボット100m×M870

5発中2発は黒点、3発は黒点外、うち1発は弾痕不明。

ううむ、微妙だなぁ。まったくダメというわけでもなさそうだけど、頼りになると言えるほどでもない。

しかしここに630円という値段を加味すると・・・。ないな。使ってられん。破産する。(´・ω・`)

ブリネッキ

ブリネッキ100m×M870

最後の最後にソーベストレより期待してなかったブリネッキがやってくれました!

黒点の中央、10点に2発、右下の8点と7点の間らへんにわかりにくいけどほぼ重なってるのが2発、右上の4点に1発。

100mでこれならなかなか使えるんじゃね? 遠くの鹿はこっちをじーーーっと何十秒も凝視してたりするから、その間に木立ちに左手レストでじっくり狙えばワンチャンあるで!(・∀・)

猟期までにもう一度試してみるつもりですが、今のところ、

単独の忍び猟では獲物が遠いのが普通なのでブリネッキ。近くまで犬が連れてきてくれる巻き狩りではレッドバード。という形で使い分ける考えでいます。

50mゼロインで合わせてた場合、100mのドロップはざっくり計算で15㎝あるなしってとこですかね。5MOAのドットほぼ一つぶん。わかりやすい。

ブリネッキが安定してこの集弾なら非常にありがたいんだけどなぁ。ソーベストレは取り寄せ制だけど、ブリネッキは京北で在庫してくれてるし。がんばれ鰤熱気!(・∀・)

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Comment

  1. monndou_n より:

    とても参考になります。やっぱり、50mぐらいでは、レッドバードがコスパ的にも最高という事ですね。早速注文したいと思います。
    YouTubeで、いろんな弾を自作して飛ばしている動画がありましたが、やっぱりノーマルが1番の様ですね。
    本日、某大会に参加してきました。銃のレールが10ミリだったので、そのままSD-30を取り付ける事が出来ず、オープンサイトでの参加となりました。
    結果は散々でしたが、奇跡的に一度だけ8点に当てる事が出来ました。
    現地でアポロの弾を買ったのですが、結構いい値段しましたので、お財布にとても厳しい1日となりました。

    • spinicker より:

      レッドバードはたしかに評判の高い銘柄ですが、人によっては、というか銃との相性によっては「こりゃダメだ」という場合も考えられるので、いろいろ試してみるのが一番ですよ。評判だけではわからないこともあります。

      自作して自分の銃と合うものを目指すのもいい手ですが、それ用の治具が安くはないですし、性格的にめんどうくさがりでして今のところちょっと敷居が高いです。(^∇^;)ゞ

      昨日あったアポロを使うような大会といえば近畿大口径でしょうか。積極的に大会に顔を出す姿勢は僕も見習いたいです。レベル高い大会は参加しなくても、見学だけでも得られるものはありそうだし。

      • monndou_n より:

        弾は、とりあえず試してみようと思います。
        マウントは自作しようと思いましたが、刃物が1万円以上する様です。アマゾンで変換アダプターをポチりました。
        大会は、その通りです。(その場にいた人なら、私が誰だか分かるはず。)来週日曜日は、須磨の射撃場にランニングターゲットの大会の見学に行きます。会員でないと参加出来ない様です。なので、見学だけです。

  2. 藤屋 より:

    弾では無い様な?私がサベージを検討してたときには究極、マーチの1-10倍になりました。ニコンの3-12で200mの黒丸に全部入ってるようつべも、ありますから流しでサーベストレならスコープが居る様です。

    • spinicker より:

      まぁ僕は腕がないもので、すぐ道具に活路を見いだしたくなるのです。(^∇^;)ゞ

      光学サイトも今使ってるSD-33以外にもいろいろ考えてますよ! 100m射撃となるとやはりスコープが欲しくなりました。マーチは値段高いけど性能も評判も高いですね! 20万30万は僕には逆立ちしても出せませんが。。。orz

  3. ltchughes より:

    ソーベストレって、こんなのですね。

    http://guns.allzip.org/topic/14/50533.html#p22

    カタログで銅弾を知っていましたが、鉛もあるのですね。

    にしても1発600円オーバーとは。。。競技用の鉛弾なら、協会特別価格500発缶が買えてしまいます!

    • spinicker より:

      やる前からわかってはいましたが、装弾の値段が装薬銃所持する際のネックです・・・。弾がもっと安けりゃ練習ももっと行けるんですけどねぇ。

      ハーフライフル銃身と弾自作用の治具を買いそろえてリロードすればランニングコストは抑えられるけど、今度はそれ用のコストがこれまた15万ぐらいかかるしなぁ。やはり世の中ゼニですね。orz

  4. やはりスラッグはリロードが一番だと思います。

    薬莢はバードショットを再利用で、弾頭はキャストで自作、ワッヅを個人輸入すれば、一発\70くらいで造ることができそうです。リロード用の機器ですが、リローダと鉛のメルトポット、弾頭作成用のモーダルとハンドル全部合わせて、個人輸入で3万くらいです。輸入承認が必要です。

    今はハーフライフル銃身買ったばっかし金欠病で買えませんが、年末ボーナスでリロード用品一式輸入するつもりです。

    • spinicker より:

      スラッグの自作は、初期投資と、なにより面倒くさがりな性格のために二の足を踏んでおります。(^∇^;)ゞ
      ハーフライフル銃身の中古を安くで手に入れられたら、さすがにサボットは高いのでリロードを検討することになるでしょうが、M870のハーフライフル銃身がなかなか出回らなくて困っています。新品は高くて買えないしなぁ。(´・ω・`)

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もうかりまっかPC01

  • ハンターたる者、常により良い狩猟車を追求するべし! (`・ω・´)

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