BBQ・鍋のウケ狙いにも。鹿でも猪でもない上級者用ジビエはこちら

公開日: : 最終更新日:2017/10/27 ジビエ・ワイルド料理

珍品ジビエ

秋の行楽シーズンも後半戦。ここから先は屋外でのバーベキューなどはちと厳しくなってくるでしょう。寒いですからね。(´・ω・`)

他方、これからおいしくなってくるのが鍋料理。こんなブログに来るような人であれば、ぼたん鍋やらカモ鍋あたりは食べたことあるでしょうね。

しかし、ジビエや珍肉は猟で獲ってくるだけではありません。市販もされています。

そして中には、そんじょそこらの猟師では獲ってくることができない奇品珍品だって流通していて、あなたは家にいながらにしてそれらを注文することができるのです!

スポンサーリンク

狩猟鳥獣じゃない!超ジビエ

ワニ肉

ワニ肉

さて、これを書いている途中に我らが阪神タイガースが清宮を外してガックリきましたが、気を取り直していきましょう。岩見引けたらいいな。orz

ワニ肉。僕も以前に大阪のジビエ料理店、なんば赤狼へ行った時に食べてみようと思いました。鶏肉に近い味であると耳にしたことがあります。

僕と同世代ぐらいのナウいヤングであれば、20年ほど前にプロ野球にいたパリッシュという選手の好物がワニ肉だった。なんてことを思い出した人もいるかもしれませんね。フロリダでは普通に食べられているらしいです。

ラクダ肉

らくだ肉

ハンターであれば知らぬ者のないであろうタフガイ、ベア・グリルス師匠がディスカバリーチャンネルの看板番組、「MAN VS WILD(邦題 サバイバルゲーム)」のサハラ砂漠回で、腹を切り裂いて中にもぐり込んでシェルター代わりにしていた生物がラクダでした。

その時に肉も焼いて食べていましたが、硬いとか言ってたかな。さて、国内流通のラクダ肉のお味はいかに!?

カンガルー肉

カンガルー肉

オーストラリアではカンガルーが増えまくってぶいぶい言わしてて、交通事故も多発してるそうです。なんせカンガルーバー発祥の地ですからね。あれは装飾品じゃなくて実用品なわけですよ。

日本における鹿のようなものかと思いきや、ニホンジカの生息数が推定300万頭ほどであるのに対し、カンガルーは5000万頭にのぼるんだとか。17倍。条件にちがいはあっても、膨大な数字には変わりありません。

そういう個体の駆除されたものの肉なんでしょうか。だとしたらいい取り組みですね。おいしければなおグッド。食べてみましょう! (・∀・)

ダチョウ肉

ダチョウ肉

これは受け入れられやすいんじゃないでしょうか。鳥肉ですからね。鶏肉ではなくとも。淡泊でヘルシーな味であるとかよく聞きます。入門者向け。

ちなみに僕はどちらかというと肉より卵の方に興味あったりします。(^q^)

カエル肉

平面ガエル

こいつはある意味身近なジビエ。食用ガエルとかウシガエルとかってのがそこらじゅうに居るわけですから。金出して買わなくたって、意欲さえあればそのへんで獲ってきて食えます。

でもそれだと衛生面で心配…という人は、清潔な市販品をどうぞ。

僕は少なくとも一度はタイかカンボジアかそのへんのローカル食堂で食べたはずなんですが、味は印象に残ってません。たぶんフツーな感じだったんじゃないでしょうか。こいつも鶏肉みたいな味だとか言いますね。(・ω・ )

冬が近づき、仲間内で鍋を囲むようなこともあるでしょう。

そんな機会に、こういった肉をしらん顔で入れておいて、みんなが口にしたところで種明かし! なんてのも楽しいかもしれません。

…まぁ、絶縁されても知りませんけどね。そのへんはシャレが通じる相手か見極めて、自己責任でお願いします!(・∀・)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

バー

ジビエ料理によく合う!・・・かもしれないお酒はこれだ!

ジビエ料理の楽しみ方として(個人的に)最も限りなく正解に近いもの。それは、酒のつまみとして楽

記事を読む

牛乳とヨーグルト

ジビエ肉(鹿肉)の臭い消し、牛乳vsヨーグルト。勝者はどっち!?

猟期が終わってジビエ肉用冷凍庫には入庫がなくなり、現在は絶賛出庫中です。 今のところ一

記事を読む

どちらが美味いのか?豚とイノシシを食べ比べてみた。

どちらが美味いのか?豚とイノシシを食べ比べてみた。

過去にもシシを食べたことはあるんだけど、それらは言わばすべてもらい物。今年の1月2日に撃ち止

記事を読む

カルガモ解体後

血の味解消!ジビエ鴨をおいしく食べるための処理法(ただし我流)!

初めて大ガモをしとめた時のことは今でもありありと思い出せます。20発に1発ぐらいしかまっすぐ

記事を読む

知ってたけどやはり美味。アメリカナマズを釣って食ってみた。

一年の3/4が過ぎ去り、秋の気配が深まってきました。北海道はもう明日から猟期入りですかね。

記事を読む

古い冷凍鹿肉

大丈夫?真空パック済み冷凍ジビエ(鹿肉・二年もの)を食べてみた

狩猟を始めた当初、獲れる得物はそう多いものではありませんでした。 しかし、何年かやって

記事を読む

狩猟鳥獣

ジビエ認証制度の創設を機にジビエの流通について再考してみる

農林水産省が、ジビエ活用促進の目的で、ジビエの認証制度を創設するそうです。 「ジビエ」

記事を読む

鹿イラスト

現役猟師が抱くジビエブームへの疑問!ジビエは本当に「おいしい」のか?

去年の11月に放映されたドラマ「狩猟雪姫」などの影響もあるのか、狩猟というアクティビティがメ

記事を読む

エノコログサ試食01

ただの雑草じゃない!エノコログサ(ねこじゃらし)を食べてみた

日本人になじみの深い穀物として「五穀」と呼ばれているものがあります。地域や解釈によって多少の

記事を読む

ヤマモモ

そのへんのヤマモモでヤマモモ酒を作ってみた

冬になると鉄砲しょって獣を追う生活を送っているspinicker。冬以外は何をしているのかといえば、

記事を読む

Comment

  1. ltchughes より:

    カエルは、大学生の時に食べました。その頃は、田んぼ、用水路に行けば手のひらサイズのカエルが普通に沢山いましたから。

    今は農薬を大量に使用しているせいか、カエルもイモリもいなくなってしまいましたね。残念な事です。

    いや、食べられないことではなく、環境破壊のことが。。。

    • spinicker より:

      当地では夏になるとカエルの大合唱です。何ガエルかはわかりませんが。イモリは黒焼きにするとほれ薬になると言われてますね。ちょっと探してきます。ヽ( ゚∀゚)ノ

spinicker へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

もうかりまっかPC01

PAGE TOP ↑