そのへんのヤマモモでヤマモモ酒を作ってみた
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ジビエ・ワイルド料理
冬になると鉄砲しょって獣を追う生活を送っているspinicker。冬以外は何をしているのかといえば、やっぱりそのへんで何かとって食べて遊んでいます。猫じゃらしの実とか。テナガエビとか。Gとか。
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今回そこへ加わるのがヤマモモ。採集した果実で果実酒を作ってみました。(・∀・)
こいつがヤマモモ。こんな名前ですが、別に山へ行かなくてもわりとそのへんに生えています。今の時期、6月ごろに街路樹とか公園の植木なんかで時々見かけますね。今回のやつも近所の公園で採取してきました。
そのまま食べてみると、ほんのりとした青っぽさと甘酸っぱさが味わえるヤマモモ。ジャムとか果実酒とかでの利用が一般的だそうです。ということは、結構な数を集めないといけません。
ひとつずつ手摘みで採取していると時間がかかって仕方ないので、木の下で傘を上向きに広げておいて枝を揺らす採取法をおすすめします。これなら短時間で大量に集められます!
ものの10分ほどで1.5キロ前後採取できました。
まだ青いやつ、逆に熟れすぎたやつ、つぶれたやつなどを選果します。枝揺らし法は直接触れないので、手摘み法よりダメージ少なく採取できるようです。歩留まりは思ってたより良好でした。
水を張った鍋に放り込んでぐるぐるかき回して洗浄。細かいゴミなんかが浮かんできます。
あと、虫食いなんかで目には見えないダメージがある果実は、水に浸けた段階でこいつらも浮かんできます。内部に空洞があったりするんでしょうね。これも取り除いておきます。
選果を乗り越えた、選ばれしエリートヤマモモ達。黒っぽいのは熟してるやつです。色の鮮やかさでは若いやつには負けるけど、ワインレッドのような深い赤にもまた特有の趣があってよいものです。
さてこれから漬け込みますが、水分が多いと悪さをするようなので、キッチンペーパーでくるんである程度水分を吸収させておきます。
よく洗って乾かしておいた瓶に氷砂糖と果実をIN。別にしましまにする必要もないだろうけど、ミルフィーユ効果で見た目的においしそうなのでこうしてあります。(・∀・)
瓶の口までなみなみとホワイトリカーを注いだら、蓋をして完成! このまま数か月漬け込みます。直射日光の当たらない、温度変化の少ない場所でしばしの眠りについてもらいましょう。
甘い酒が好きじゃない人は氷砂糖なしでどうぞ。ホワイトリカーがけっこう高アルコールなんで、僕は何かで割って飲むことを考えてるので甘い目にしてあります。
ヤマモモ酒は梅酒みたいに長期間漬け込んでおくものではないようなので、色が好みの具合になったら果実を取り除いて、だいたい3か月~半年で飲んでしまうぐらいがちょうどいいんだとか。
今からそれぐらい後というと、猟期前~猟期前半というあたりですね。今期の初出猟前夜、また初猟果を挙げた日は、このヤマモモ酒で祝杯をあげたいと思います!(・∀・)
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